肥満＝「良いことなし」その理由とは？要介護との関係性は？

「自分は太っている？」

この現実と向き合うことは大変なことですよね(^_^;)

でも、逃げてはいけません。

あなたは「肥満」の可能性があります。

それは「健康」から逃げている状態です。

肥満とは何か？

肥満は健康にとって深刻な問題です。

肥満のリスクとして、ガン、心臓血管障害、糖尿病（２型）、認知症のリスク上昇などが挙げられます。

肥満の判定方法として、「BMI」という基準が使われます。

「BMI」は、体重をメートルで表した身長を２乗した数で割ります。

（例）身長１７０㎝で体重が７０kgであれば、７０÷（1.7×1.7）＝24.2。BMIは24.2です。）

BMIが「18.5以上25未満」は普通。「18.5未満」は低体重（痩せ）。「25以上」は肥満です。

さらに、腹囲が男性なら85cm、女性なら90cm以上だと肥満症と診断されます。

肥満症のリスクとして、膝や腰の痛み、月経異常、脂肪肝や心筋梗塞、高尿酸血症などのリスクが高まります。

BMIは一つの指標ではありますが、ご自身の肥満度を確認するには使いやすい指標となります。

肥満の原因は何か？？

体重が増えるメカニズムは簡単です。

摂取カロリー＞消費カロリー

です。

消費カロリーよりも摂取カロリーが多ければ体重は増えます。特に糖質は体脂肪になりやすく、さらには他の栄養素を邪魔して潤滑なエネルギー産生を妨げます。

結果、基礎代謝が下がり脂肪が燃えづらい体が出来上がるのです。

炭水化物の過剰摂取のパターンをまとめてみます。

・朝食に多くの炭水化物を摂取する

・１日三食しっかり食べる

・睡眠時間が少ない

・インスタント食品やスナック菓子などを多くとる

・加齢（４０代以降は代謝が大きく下がる）

・運動を全くしない

・生理中または妊娠中

その他、肥満につながる病気や薬も考えられます。

・甲状腺機能低下症

・クッシング症候群

・向精神薬

・副腎皮質ホルモン剤など

太ることには様々なことが考えられます。栄養過多以外に考えられる原因を下にまとめてみました。

遺伝

太りやすい体質の人はいます。このような方は体重が落ちにくいです。

服薬

ホルモンバランスが強制的に変えられ、脂肪がつきやすくなってしまう薬としてステロイドや避妊薬が挙げられます。

最後にまとめです。

以上で述べてきた通り肥満にはリスクしかありません。

命に関わるような病気も多く、介護を受ける原因に直結するものもあります。

そのようの状態にならない為にも今から「健康に投資する」意識を持っていただければと思います。